するめイカの燻製の作り方
比較的安価で、手に入りやすいするめイカの作り方です。
1.まず、手に入れたイカをよく洗います。
イカを燻煙し易いよう、足と胴体に分けてタコ糸を掛けます。
2.ソミュール液(漬込液)のほかに、スパイス類を用意します。
(※ソミュール液(ピックル液)とは、水1リットルに食塩300g、黒砂糖50g、しょうゆ70ccを入れ15分ほど煮沸し、アクを取り除いたものです。)
左上は、ソミュール液、左下黒胡椒、中央上 輪切りした玉ねぎ、中央下 オールスパイス、右計量カップの中は日本酒)
3.上記をボールに入れ混ぜます。
4.ポリ袋に入れ密封します。
@これを冷蔵庫で1晩寝かせます。
A翌日、大きなボールで2時間程度 塩抜きします。
ため水なら、最初の水では少量の塩をボールに入れ、しばらく置き、それから頻繁に水を入れ替えます。
チョロチョロ水なら、約1時間半程度流しましょう。
5.鍋に75度程度の湯を沸かし、塩抜きしたイカを4分程度ボイルします。
ボイルしたイカをすぐに冷水でさまします。
6.胴の中まで乾くよう、1晩風通しのよいところで、乾かします。
7.乾いたイカに軽くオリーブオイルを塗ります。
8.いよいよ燻煙にかかります。
(事前に、スモーカーや金棒など食品が触れる可能性のあるものは、必ずエタノール等で消毒しましょう。)
60度から70度の間の温度で約1時間程度燻煙します。
いわゆる温燻です。
90度から100度近い温度で燻煙するのが、熱燻
40度以下で燻煙するのが、冷燻
と
燻煙温度で、燻煙方法を3種類に区分しています。
燻煙温度の調節をこまめに行いましょう。
ここでの温度調節が、燻製づくりでは一番重要です。
9.1時間程度の燻煙を終えると、次の写真のようなイカ燻が出来上がります。
まさしく黄金色をしています。
ここで我慢して、
しばらく風乾して燻製のえぐさを消してから、食べる方が一層おいしく食べれます。
『手作り燻製』のページへ戻る
食い福の部屋の入口へ戻る。